高額医療費支給制度の盲点

高額医療費支給制度とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です

 

 

全身麻酔手術は高額なので、この制度はとてもありがたいです

 

 

しかし、この制度は一つ盲点があるのです

 

 

「同一月(1日から月末まで)」

 

 

月を跨いだ場合、自己負担額は増えます

 

 

例えば、

3月に10日間入院し自己負担額20万円だった場合、お金が戻ってくるので自己負担額9万円ほどになります

 

 

しかし、3月4月と月をまたいで入院し自己負担額が各月10万円の合計20万円だった場合、最終的な自己負担額は17万円ほどになります

 

 

*これはあくまで簡単な例であり、自己負担額は事実と異なります

実際は、所得によって変わってきますし、計算式がありますので詳しく知りたい方は各自で検索してください。*

 

 

この制限に泣いている方も多くいらっしゃいます。

 

 

同一月ではなく30日間などもう少し制限を緩くしてくれると嬉しいですけど、そうすると面倒なことが増えるだろうし、難しいですね

 

 

日程調整可能な手術や入院は同一月で収まるようにするといいかもしれませんよ!